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犬の小話 - 愛犬のトイレの教え方 その4:トイレは愛犬との共同作業

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こんにちは!カインズ町田多摩境店のしつけ方教室で活動中のドッグトレーナーそえじまです。愛犬はジャックラッセルテリアのモナちゃん(5歳)とレアくん(8月で2歳)です。よろしくお願いします。

「愛犬のトイレの教え方」について、3回にわたって解説しました。最後に「トイレを教えるのは愛犬と飼い主様との共同作業」であると私は思っているので、先代犬メリーちゃんの話を踏まえつつ、お話してみようと思います。

 

私はこれまで3匹のジャックラッセルテリア(JRT)を家に迎えて来ました。最初の愛犬の名前はメリーちゃんと名付けました。迎える前に本やインターネットでトイレの教え方について調べていましたが、思った通りになった事は殆ど無かったと記憶しています。

当時は1.5m*1.5m程の囲いにベッドとトイレを置き、留守番をさせ帰るとフワフワのベッドの上で排泄をしていました。今覚えば草むらの様に見えるベッドに排泄するのは当たり前ですが、当時は「なぜ??」と意味が解りませんでした。

ケージの中で待機させていればトイレの上で成功する様になったので「覚えたかな」と思い、外に出し絨毯の上で排泄をさせてしまったりと失敗談を挙げればきりがありませんが、これらは全て私の知識不足だったと反省しています。でも最初はこんな感じになっちゃいますよね・・・。

その後、メリーはトイレの中で排泄してくれる様になったし、どうやって教えたかと聞かれても色々し過ぎて思い出せないのが正直な所です。本当にメリーちゃんのお陰だと感謝の毎日でした。

 

愛犬を家に迎えてトイレを教えるのは最優先事項となりますが、教えていく中で知らず知らずのうちに関係性を作るやり取りが無数に散らばっていると思います。教えている最中には、それらには気付かない物ですね。

例えば、寝床から出してあげる時に「外へ」と指示し、出てくるように促し抱っこをしてあげる事は愛犬が飼い主様を信頼していないと出来ません。不安であれば寝床から出て来ませんし、怖ければ噛むかもしれません。

メリーは寝床から出すと嬉しそうでしたが、JRTはテンション高いので、じゃれて噛むわ噛むわで大変でしたが、「今は遊ぶタイミングで無いよ」と教え、大人しければ「じゃあ、遊ぼう!」と誘っているうちに噛まなくなりました。これらのやり取りを教えてくれたのは、当時通っていた、しつけ教室のお姉さんトレーナーのお陰です。

またトイレの中に連れて行きたくても、呼んでも戻って来ないなんて当たり前でしたが「おいで」を毎日教えていたらトイレにもすんなり入る様になりました。

 

振り返れば、何とかしてトイレを教える!、その為に「おいで、外へ、ハウス、オスワリ、遊ぶ、褒める」の要素がある事に気づきました。

いつしか「トイレを教える」という目標に向かって、愛犬とコミュニケーションを取り、どうやったら私の意図が通じるのかと愛犬の気持ちを考え、トイレが出来た時は互いの苦労を忘れる程の達成感を得られるのと思います。私は目標に大小は関係ないと思ってますし、初めて愛犬を飼った際の最初の目標は「旅行先で愛犬を湖の前にオスワリさせ写真を撮る」でした。

 

暮らしていると「トイレ、吠え、噛み」等に悩まされて取り組むが「治るのだろうか・・・」と不安になると思います。私自身もそうでしたが、そういう時は、ご近所に何匹も犬の飼育経験のある方や獣医師の先生に聞いたり、1~2年程しつけ教室に通ったりしました。

悩みに対するアドバイスが生きた情報なのかどうかが、とても大切だと感じていますので、本やインターネットも大変有用ですが、経験者にアドバイスを求めるのが非常に有効かなと思います。

 

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