こんにちは!犬の学校カインズ町田多摩境店、土曜日担当トレーナーの副島(ソエジマ)です。
家のパートナー犬はモナ♀ジャックラッセルテリア、5月で3歳になります。最初に家に来た時の事を思い出すと、あんなにヨチヨチ歩いていたのに今ではスッカリマッチョになっちゃって(-_-;)
愛犬に何を教えようか?
さて、皆様は愛犬を家に迎えて、最初に教えた事は何でしょうか?
- トイレの場所を教える
- ケージやクレートの中で寝る事を教える
- 遊び方を教える
- 噛んで良いものと悪いものを教える
- オスワリやお手を教える
全て自宅で暮らすには必要な事ですよね。しっかりとルールを教えてあげる事で犬も安心して暮らす事が出来ます。
トレーナーがおススメしたいのは「飼い主さんの手を追う事を教える」です。
常に愛犬が飼い主さんの手を見て、追う事を理解していると様々な効果があります。
- ハンドシグナルで「ハウス」「トイレ」に入る事を理解させられる。
- 飼い主さんが手に持った玩具を追う事で上手く遊ぶことが出来、遊びの中で手を噛まない事を教えられる。
- 「オスワリ、お手」の様な簡単な動きから、「ツイスト、ウィーブ、アラウンド」の様な応用の技まで教えられるようになる。
例えばトイレであれば、ケージの外で遊んでいてウロウロモジモジし始めたら抱っこしたり、オヤツを使ってトイレの中に誘導してあげて、排泄を促してあげます。そして徐々に飼い主さんが誘導しなくても愛犬が自らトイレの中に入る事を教えて行ってあげます。
- ステップ1:オヤツを鼻先につけてクンクンさせながらトイレに連れて行き、入る時に「ハウス」と声を掛ける。
- ステップ2:トイレの前で、オヤツを持ちトイレを指さし、「ハウス」と声を掛けてトイレに入れる。
- ステップ3:トイレから離れ、トイレを指さし、「ハウス」と声を掛けてトイレに入れる。
ステップ3が出来る様になっていれば、愛犬は自発的にトイレに行くようになっており、愛犬は飼い主さんの手を一生懸命、追うように見てくれます。
また「オスワリ」や「お手」の様に、飼い主さんが愛犬に指示を出したり、一緒に上手く遊ぶ事は、飼い主さんと愛犬との間に一定のルールを作るのに役立ちます。「オスワリ」は人差し指を上に向けるハンドシグナルと掛け声で出来るようになり、ドッグダンスで使える犬の可愛い仕草で「クルリ」と一回転するワン芸も手を回すハンドシグナルを追う事で出来る様になります。
基礎の先に待つ、楽しい事
愛犬の寿命も伸び10年以上、一緒に暮らすご家庭が多い中、ある程度仔犬の時期に躾が終われば、次は「ボール遊び、フリスビー、ドッグラン遊び、旅行、ドッグスポーツ」と楽しい事が山の様に待ってますが基礎である、飼い主さんの動きを追うという関係性が出来ていると、非常にスムーズに愛犬と一緒に楽しい時間を過ごす事が出来る様になります。
もし記事を読まれている飼い主さんの愛犬が成犬でも、手を追う事で1から関係性を見つめ直す事は出来ますので、もう1度楽しんでトレーニングして見る事で愛犬の可愛い仕草や表情の再発見がありますよ!
それでは、また(^^)/
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↑パートナー犬のモナちゃんです。