こんにちは!カインズ町田多摩境店のしつけ方教室で活動中のドッグトレーナーそえじまです。
愛犬はジャックラッセルテリアのモナちゃんとレアくんです。よろしくお願いします。
今回は「愛犬と一緒に寝ても躾に影響がないのか?」について、お話します。
ちなみに私は2匹の犬と一緒のベッドで寝ています。
布団に毛が絡むので頻繁にシーツを取り替えたりしないといけませんが、とても幸せです。
そんな生活をしている私なので、しつけ相談にいらっしゃった飼い主様には「一緒に寝ないでください」とは言いません。
ただ、オススメしないケースがあるのでご紹介します。
ワンちゃんの中には「ソファやベッド等のお気に入りの場所で眠っていたり休んでいるのを邪魔される」と飼い主様に唸ったり噛んだりする子がいます。
生まれつき、そういう性格のワンちゃんもいますが、大抵はワンちゃんが生活する中で自分がリーダーであると認識してしまった時に起こる事が多いと思います。
愛犬ちゃんが愛しくて可愛がるあまりに、愛犬の要求すべてに応えていると、次第に唸ったり噛んだりする行動が出やすくなります。
例えば、飼い主様が愛犬をベッドで連れて行き寝かせたが、敷いてあるマットがズレていて直そうとしました。
すると、愛犬はお気に入りのマットを取られると思い、軽く唸りました。
それを見た飼い主様が「マットを取られるのは嫌なんだ、じゃあ、そのままにしておこう」と諦めます。
この経験から、愛犬は唸ればマットを取られないんだ、と学ぶ事になります。
こういった行動は、初期であれば飼い主様と愛犬の関係性を再構築し改善する事で症状は軽くなると思います。
主にオヤツを使った基礎トレーニング(スワレ、フセ、コイ、マテ等)と、飼い主様に愛犬の気持ちの読み方と正しい接し方を学んで頂いてます。
改善してくれば一緒に寝る事も夢ではない、かもしれませんね。
ただ幾度となく繰り返し学習してしまった、唸りや噛みの経験は、改善するのに非常に時間が掛かります。
また専門的な知識や技術も必要になってくると思います。
少しでも思い当たる所があれば、お早めにご相談頂ければ幸いです。