今日は散歩中、愛犬のマーキングの止め方をご紹介します。
ちなみにマーキングはオスだけではなくメスもしますので注意して下さいね。
マーキングの予防法
お散歩のスタイルは人それぞれですが、私はリードを繋いでいて危険性が無ければ飼い主さんの半径1m内だったらどこを歩かせても良いと考えています。
ただ1つだけ守って欲しいのは「名前を呼んだら必ず振り向く」という事です。オヤツを使っても構いません。
これが出来れば、マーキングしようと愛犬が道端でクンクンを始めようとしたら「名前を呼んで振り向かせ、飼い主さんがヨシって合図を送ったらクンクンを再開させる」事が出来ます。マーキングをさせたくなければ、ヨシと言わず場所を移せば良いのです。
どうやって名前を呼んだら振り向く関係性を作るのか
私の犬の学校では、始めに必ず最初に「名前を呼んだら振り向く関係性作り」を行います。
なぜ最初かと言うと、関係性を作るのには、とても時間が掛かるので一番最初に行い、それを継続してもらいます。
最初は愛犬の鼻先に、愛犬が一番好きな物を出して興味を引き振り向かせます。これを「アイコンタクト」と言います。
オヤツでも玩具でも構いません。手段は問わず振り向かせます・・・っていっても無理やりはダメですよ(笑)
コツは1回3分で区切り、遊びながらアイコンタクトを行うという事です。
そして必ず名前を1回呼んだら愛犬が気が乗らなくても、飼い主さんが諦めずに必ず振り向かせる様に工夫する事です。
ここ重要ですよ!
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マーキングとは
マーキングは犬の習性なので止めるのは容易ではありません。犬を自由に歩かせて名前を呼んでも振り向いてくれない状況だと「ダメ、マテ」 と止めても間に合わないです。
マーキングは「自分の存在を他の犬に誇示するための行動」 と言われています。愛犬が飼い主さんに「嫉妬、怒り、ストレス、異常」 をアピールしているかもしれませんので、急におしっこの回数が増えたら、体調や飼い主さんとの関係性を見直す必要があります。
1回の散歩で、おしっこを小出しで10回以上、 道や物や草に掛ける様になったら要注意です。