犬の学校カインズ町田多摩境店、土曜日担当トレーナーのソエジマです。
愛犬の避妊、去勢に関するメリットについてご紹介します。
避妊、去勢のメリット
性格が落ち着いたり、問題行動が減る可能性がある
オス、メスに関係なく、性ホルモンが原因で起きる問題行動が減少する可能性があります。
メスはヒート(発情)する事が無くなるので、精神的に安定する傾向があります。
オスはヒート中のメスに発情し、遠吠えをしたり、メスに会おうと脱走する可能性があります。またヒートの時に発せられるメスのホルモンはオスが子孫を残そうとする本能を刺激し、メスの取り合いによるケンカを誘発する可能性があり、避妊・去勢する事で、それに巻き込まれるリスクが減少します。
ただし必ずしも問題行動が改善する訳ではありませんので、それを過剰に期待しないで下さいね。
手術した後、愛犬を心配し過ぎて普段と違う対応(急に甘やかしたり、溺愛する)を取った結果、ワガママになったり要求吠えをする様になりますので、普段と同じ態度、生活リズム、トレーニングを続けて行って下さい。
でも抜糸して動物病院の先生のお墨付きをもらうまでは、無理は禁物ですよ。
望まない出産が避けられる
愛犬を迎え、子供を産ませる予定が無ければ避妊、去勢をおススメします。
もし望まない出産をした場合、引き取り手が無い子犬達の行き場を見つけるのは本当に大変ですし、愛犬の心身に負担も掛かりますので避けた方が良いでしょう。多頭飼いだったり、外の出入りが自由な環境のワンちゃん、ドッグラン等で遊ばせる機会が多い方は特に気を付けて下さい。
病気のリスクが減少する
オス、メス毎に避妊去勢しているとリスクが減少する病気をご紹介します。
【メスの病気】
乳腺腫瘍:乳腺にできる腫瘍です。発病する半分は悪性で、その半分は、いわゆるガンです。
子宮蓄膿症:出産経験のない高齢のメスに見られます。進入した細菌が子宮内で増殖し、膿がたまります。
【オスの病気】
精巣腫瘍:精巣にできる腫瘍で、放置せず早いうちに摘出します。高齢になってからではリスクが高くなります。
前立腺肥大:前立腺が肥大して、進行する病気で、去勢していないオスが6~7歳以降になると発症しやすいと言われます。
まとめ
愛犬の去勢、避妊は麻酔をして行う立派な手術なので、犬の身体への負担、飼い主様の負担があります。
しっかりとメリットとデメリット(デメリットは次回のブログで。)を理解し、掛かり付けの動物病院の先生とよーーーく、お話して慎重に検討下さい。
そして犬は飼い主様の変化に敏感です。過剰に心配すれば、犬も段々落ち込んでくるかもしれません。いつも通りの明るくて楽しい飼い主さんのままで生活してくださいね。
それではまた(^^)/
広告:愛犬と絆を深くしよう!⇒⇒モナちゃんパパのしつけ教室


最新記事 by ワンワン通信 管理人 (全て見る)
- 【満員御礼】6月パピーパーティー開催のお知らせ【残席0/4】 - 2023年5月22日
- 【満員御礼】5月パピーパーティー開催のお知らせ【残席0/4】 - 2023年5月13日
- 【お知らせ】新規生徒さん受付再開のお知らせ - 2023年5月4日