こんにちは!犬の学校カインズ町田多摩境店、土曜日担当トレーナーの副島(ソエジマ)です。
今回の記事はこんな方向けです。
- 愛犬と一緒に暮らして3カ月以上経った
- トイレ・オスワリ・フセ・マテ等、ある程度しつけが終わった
- 毎日の散歩がマンネリ気味
そんな方へは、SY式トレーニングがおススメです。今まで約100組程の飼い主様に授業してきた基礎トレーニングです。
「トレーナーになりませんか?」何て言う勧誘ではありませんので気軽に読んでみて下さい(笑)
第1回では、愛犬の正しい褒め方を紹介しました。(http://dogtrainer-tama.com/dogblog-21/)
第2回では、愛犬を褒める時に何が一番のご褒美なのかを見つけてあげましょう。
最初に愛犬の好きなご褒美を知ろう
人でも趣味嗜好がある様に愛犬にもあります。初めてや難しい遊びを教える時は愛犬の大好きなご褒美の方が意欲的に取り組んでくれます。
オヤツや玩具も沢山の種類がありますので、ご自宅にあるオヤツや玩具を地面に並べて愛犬に選択させてみましょう。一番に興味を示す物はなんでしょうか、あまり興味のない物はなんでしょうか。
愛犬のご褒美ベスト3を作ってみましょう。
第1位
第2位
第3位
この本には沢山の遊びを紹介しています。初めてチャレンジする遊びには第1位のご褒美、慣れてきたら第2位、第3位のご褒美を使ってみましょう。
<フード、オヤツの種類>
一般的なフードもオヤツとして活用できます。普段から食事として食べているのでご褒美になりにくいかもしれませんが、小粒で低カロリーなので沢山与えても安心です。味も様々ですので普段の味と違うフードを試して反応を見てみましょう。
- ドライフード
- ソフトドライフード
- ウェットフード
※風味:鶏(チキン)、羊(ラム、マトン)、牛(ビーフ)、豚(ポーク)、馬(ホース)、鹿(ベニソン)
一般的にオヤツと言われているものはスナックタイプと言います。嗜好性が高いのでご褒美に適しています。犬は味の良さよりも食べる回数が多い方が嬉しいので、大粒な物は出来るだけ小さくして、小型犬であれば小指サイズ、中大型犬であれば親指サイズを目安に与えましょう。
- クッキー
- ボーロ
- チーズ
デンタル、骨製品、乾物タイプは歯垢除去や歯石防止、噛み応えがあるためストレス解消に適しているので頻繁に与えるのには不向きですが、ジャーキー等の乾物タイプは細かく千切って与えれば、ご褒美として使えます。
<玩具の種類>
毎日の散歩をしていても物足りなさそうに走り回っていれば、まだ有り余るエネルギーが発散出来ていない可能性があります。元々犬は狩りのサポート役を担う家族の一員でしたので「物を追う、噛む、捕まえる」という狩猟本能を満たしてあげる必要があり、それには玩具で遊ぶことが一番適しています。
引っ張る玩具タイプ
家の中等、狭い所での遊びに使えるのは、このタイプが最適です。
ロープ状や紐状の物が多く先にボールが付いているものもあります。蛇の様に地面を這わせ動かせば物を追い、噛み、捕まえるという一連の本当を満たしてあげられる万能なオモチャです。
犬と遊ぶ時に手が玩具だと勘違いしない様にする事は、とても重要です。長いロープ状の玩具を使えば、子犬でも誤って手を噛むことなく遊ぶことが出来ます。
投げる玩具タイプ
広く周りを気にせず遊べる公園で一緒に遊ぶには、ボールやフリスビーが適してます。
人が投げて長い距離を走らせる事で、より狩猟本能を満たしてあげられます。
転がしたり、遠くへ投げたり、持って来たらボールを上手く離す事を教えたりといった一連の流れは、かなりの運動量になると同時にしつけにも役立ちます。
噛む玩具タイプ
犬の噛む本能を満たす為にKONG等の噛むタイプの玩具があります。
子犬の歯の抜け変わりの時期に歯がムズ痒くなって誤って手や家具を噛んでしまわない様に噛んで良い物を教えてあげる事が出来ます。成犬の暇つぶしや歯の健康を保つ事を目的とした玩具にもなります。
犬が頭を使って遊ぶ玩具
玩具の中にフードを入れて上手に取り出して遊ぶ玩具を知育玩具と言い、引っ張るタイプ、投げるタイプ、パズルの様なタイプと様々で、犬が自ら考えフードを出す楽しみを教えてあげられます。
ボール等に興味が無い犬に玩具に興味を持ってもらう時に使う事も出来ますが、その際は人がヒントを出したりして犬と一緒に遊びましょう。
最後に
折角、愛犬と楽しく遊び、トレーニングしているはずが、そんなに喜んでいなかったら残念です。
また昔は好きだったのに興味が無くなってきた等、年齢とともに趣味嗜好が変わっていたりもします。
もう一度、愛犬の好きな物が何なのか遊びながら探してみましょう。
それではまた(^^)/
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