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犬のしつけブログ - 愛犬と飼い主の主従関係って何ぞや?

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こんにちは!犬の学校カインズ町田多摩境店、土曜日担当トレーナーの副島(ソエジマ)です。

 

 

主従関係とは何ぞや?

犬の祖先はオオカミでリーダーをトップとした縦社会の群れで暮らす習性があります。犬も群れで暮らす習性があるので飼い主さんは群れのトップ、リーダーにならなくてはなりません。犬と良好な主従関係を築きましょう!

・・・こんな様な話を犬を飼っていると、どこかで聞くと思います。

さて、ここで言う主従関係の理屈は解りますが、具体的にどんな関係が築けていれば良好なのかピンときません。

私は、主従関係とは「愛犬が飼い主さんの望む事を楽しく自発的に行ってくれる様になる事」だと考えてます。

例えば、こんな事が出来ていると主従関係はバッチリです。

  • お散歩で愛犬が引っ張らずに人の横を歩いてくれる。
  • 食事中、足元で静かに待っていてくれる。
  • 階段を降りる歩調を合わせてくれる。
  • お留守番で大人しく待っていてくれる。
  • 人が遊ぼうと誘えば待ってましたと駆け寄ってくる。

 

ただし、これらを教えずに出来るわけではありませんので、シッカリ教えてあげる必要があります。

 

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どうやって主従関係を築くのか

最初はオヤツや玩具を使って教え、出来たらシッカリ褒め、出来なくてもヒントを出して犬が正解を出せる様に導かせます。しつけは褒めて終わる事が絶対です。

例えば、お散歩で横について歩く方法ですが、オヤツや玩具で人の左側に犬を誘導し、少し歩いて左側にいたら即褒めて、フラフラと違う場所に行ってしまいそうであれば、オヤツで左側に誘導してやり直します。何度もやり直すのではなく、次からは失敗しない為にはどうしたら良いのかを考え工夫しながら左側にいる事を教えていきます。

褒めるタイミングは出来てから30秒~1分以内とし、出来るだけ早く褒めてあげる事で愛犬の意欲がアップします。

教える期間は犬によりますが、毎日練習出来て、1週間~1カ月くらいかかりますので辛抱強く教える必要があります。

犬の集中力は1回の練習で1分~3分くらいしか持ちませんので、毎日の練習も短時間でOKです。

どうしても叱らなければいけない場合は、現行犯30秒~3分以内でないと意味がありません。お留守番から帰って来て何か壊されているのを見つけてクドクド叱っても意味がありませんので愛犬とは目を合わせず片づけちゃいましょうね。

ご家庭ごとにルールを作り、愛犬にして欲しい事として欲しくない事をハッキリと分ける事で、愛犬は迷わず生活出来れば、ストレスが減り健康で長生きする事が出来ます。犬は曖昧よりも解りやすさが重要ですよ(^^♪

 

関係を築く上で大切な事

主従関係は力で押さえつける服従ではありませんので勘違いしないで下さい。

以前、動物園でオオカミの群れを見る機会があり、子分オオカミが群れのルールを破ったのか、リーダーらしきオオカミが口を大きく開け子分オオカミの首元に歯を当て地面に押さえつけ、子分オオカミは最初抵抗しましたが暫くしたら大人しくなり解放されました。すごい迫力でビックリした記憶があります。

犬がオオカミの子孫であれば、飼い主がオオカミのリーダーと同じ事をしても良い・・・という道理にはならないと考えます。それは、飼い主は犬ではないからで、どんなに真似ても人は人です。力で犬を押さえつける事で犬は疑心暗鬼になり何を行うにも人の目を気にしながらビクビクしたり、飼い主が褒めようと手を伸ばすだけで叱られるのではないかと思い、身を低くして尻尾が下がります。

良好ではない関係だと、犬はストレスを感じますし、飼い主さんも愛犬の短所ばかりが目に付きイライラしてしまいます。

折角の縁があってのワンライフです、人も犬も楽しく笑顔で過ごして下さいね☆彡

それでは、また(^^)/

 

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