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犬の小話 - 日常の散歩でオスワリ、オイデを実践しよう

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こんにちは!カインズ町田多摩境店のしつけ方教室で活動中のドッグトレーナーそえじまです。愛犬はジャックラッセルテリアのモナちゃん(5歳)とレアくん(8月で2歳)です。よろしくお願いします。

愛犬に最低教えておきたいコマンドは「オスワリ、フセ、オイデ、マテ」です。特に「オスワリ、オイデ」は日常での使い勝手が良いです。

今回は「日常のお散歩でオスワリ、オイデを実践」してみましょう。

 

大抵フードやオヤツを出されれば、鼻をクンクンさせ興味を持ちますので、オヤツを使い誘導する事で「オスワリ」等はすぐに覚えてくれますし、オヤツを片手に持って「おいで」と呼べば、かなり早い段階から来てくれるようになると思います。

遊ぶ事が大好きな犬であれば、玩具を持って動かせば飛ぶように玩具を捕まえ「楽しい!」という感情が爆発しますし、それを繰り返していけば、無理なく関係性を作る事も可能だと思います。

オヤツで愛犬に「オスワリ」を教えるには、鼻先にオヤツを提示し上に持ち上げお尻が床に付いたら「オスワリ」と声を掛け、褒めてオヤツを与えます。これを繰り返せば飼い主様が手を上げれば座る様になります。

ただオヤツを使わないで教えるとなると、恐ろしく教えるのが難しくなりますので「オスワリ、フセ、オイデ、マテ」等の基本的な指示はオヤツか玩具で教えて行くのが非常に簡単で楽で効率が良いと思います。

 

 

ご自宅や静かな公園で、ある程度「オスワリ、オイデ」を教え理解したら、お散歩中に実践してみましょう。

お散歩が大好きな愛犬が、飼い主様の前を歩いています。

次の曲がり角を飼い主様は右に行こうとしますが、愛犬は左に行こうとします。

愛犬は「左側に何か良い匂いを感じる」とか、ただ単に「左に行きたい!」と思っているのだと思います。

この時飼い主様が取れる選択肢は「リードを引っ張りつつ右に曲がる」か「しょうがない、と諦め左に行く」事が多いと思います。

そこで「オスワリ」と「オイデ」を使ってみましょう。

  1. 左に曲がろうとする愛犬に声を掛け振り向かせます。
  2. 振り向いたら、愛犬に「オスワリ」と指示し座らせます。
  3. 愛犬に右の道に来る様に「オイデ」と声を掛けます。
  4. 恐らく愛犬は躊躇すると思います。
  5. オヤツを鼻先に近付けて、諦めず呼びましょう。
  6. 愛犬が少しでも右に曲がる素振りを見せたら褒めてオヤツを与えます。

 

どうでしょうか、上手く行きそうですか?

毎回上手く行くとは限りませんし、愛犬の「オスワリ、オイデ」の理解度にもよりますので、上手くいったりいかなかったりすると思いますが、愛犬の要求を何の指示もなく叶えるのではなく、飼い主様の指示で愛犬を上手に導いてあげる事が出来れば、安心すると思いますし、飼い主様を気にしながら散歩をする習慣が付いてくると思います。日常の中にも、飼い主様が少しだけ意識して愛犬とコミュニケーションを取れるようになると、毎日のお散歩が充実してくるかなと思います。

何事も教えるのには時間と根気が必要ですので、愛犬が小さなうちから教えてあげるのがオススメです。

 

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