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犬の小話 - 子犬の甘咬み(甘噛み)の予防法②

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こんにちは!カインズ町田多摩境店のしつけ方教室で活動中のドッグトレーナーそえじまです。愛犬はジャックラッセルテリアのモナちゃん(5歳)とレアくん(8月で2歳)です。よろしくお願いします。

前回に引き続き、子犬の「甘咬みの予防法」についてお話します。前回は咬むが全く力を入れない状態を作る方法を紹介しました。今回は「「咬まないで」と伝えたら甘咬みを止める様に教える。」方法をお話します。

前回の記事(咬む力を弱める方法):https://wp.me/p8FIcA-Eq

 

愛犬が優しく甘咬みする様になったら、甘咬み対策はもう一息です。子犬の咬みを予防する5ステップの3つ目を行いましょう。

子犬の咬みを予防する5ステップ

  1. 咬むが痛い程、咬まない事を教える。
  2. 口に指を入れても、全く力が入らない程度にしか咬まない事を教える。
  3. 「咬まないで」と伝えたら甘咬みを止める様に教える。
  4. 咬んでと言わない限り咬まない様に教える。
  5. 様々な状況で咬まない様に教える。

 

子犬の甘咬みとはいえ、力を入れずに咬んでも犬歯が当たれば痛いですし、人の手を玩具にする訳にはいきませんので、咬まない事を教えていきます。

まず甘咬みしたら「放して(OFF)」と伝え、鼻の横にフード一粒を置き、甘咬みを止めて手から口を離したらフードを与えます。再度、愛犬の前に手を差し出し甘咬みを要求し、甘咬みしたら「放して(OFF)」と伝えフードを与える一連の流れを繰り返します。

そうすると徐々に手を出しても愛犬は甘咬みよりもフード欲しさに甘咬まない事があると思いますので、咬まない事を褒めてフードを与えましょう。この練習は1日3~5分くらい行い「お終い」と声を掛けてフードや咬んで遊べるタイプの玩具を与えてお終いにします。

 

甘咬みの対策は非常に根気がいりますし、理想通り進まない事もあると思います。以前飼っていた犬は、こんな練習をしなくても、すぐに咬む事を止めた経験があっても、愛犬の性格によってはかなり根気強く関わっていく事になると思いますので、決して諦めずにトレーニングなさってみて下さい。

  • 参考書籍:ドッグトレーニングバイブル イアン・ダンバー著

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