こんにちは、犬の学校カインズ町田多摩境店のソエジマです。
犬を連れて親戚巡り「何か出来ないの?」と言われ愛犬の一芸を披露する。
今の時期、そんな場面が多いのではないでしょうか。
この記事では愛犬の特技の見つけ方、身に付け方を書いてます。良かったら読んでみて下さい。
多くの飼い主様は、うちの犬は何も出来ないので、と仰いますが誤解ですよ!
人に注視されている状況で「おすわり」や「ふせ」「まて」等の人の指示を聞き、理解し、出来る事は凄いことなんですよ。
もし披露して「そんな事しか出来ないのか」なんて言う人は愛犬の事を何も解ってませんので無視しましょう(笑)
愛犬の特技の見つけ方
まずは愛犬の様子を暫く観察してみましょう。
- 自ら良く座るか?
- 自ら良く伏せるか?
- 呼んだら来るか?
- 自ら回ったり、跳ねたり、少し変わった動きをするか?
良く座る犬は、オスワリは得意ですが伏せるのは苦手。逆に伏せる犬はオスワリが苦手。
呼んで来る犬は、オイデが得意だけど、マテが苦手。
回ったり跳ねたりは、そのままにしておくと問題行動に発展しますが、上手く教えれば芸になります。
得意な事を伸ばそう
何でもそうですが、愛犬が自ら座ったからと言っても、飼い主様の指示に従う訳ではないです。
飼い主様が指示をして座る事が大事なのです。
まずは、愛犬が座ろうとしたら、飼い主様が「オスワリ」と少し強めにハッキリと声を掛けて出来たら褒めましょう。ハンドシグナルも織り混ぜるのがコツです。
数日試したら、愛犬が立っているときに「オスワリ」と言ってみましょう。座ったら覚えたという事ですね。
根気とコツがいります
得意な事もそうですが、特に苦手な事は根気がいります。
そして飼い主側にもコツがいります。
愛犬の仕草、気持ち、タイミング等、ある程度呼吸を合わせて教えないと人も犬も嫌になります(笑)
1日3分を根気強く、遊び感覚で教えてあげて下さいね。
問題行動の前兆を見逃さずに!
前述に書きましたが、飛んだり跳ねたりは、人へ飛び付きや引っ張り、高いところにある物へのイタズラ等になり易いです。
特技と並行して、飛び付いたりしてはいけないことも教えていきましょう。
大切なのは飼い主様の指示を聞き、それに応えてくれることです。
飼い主様が愛犬と、どんな関係になりたいか?
一方愛犬はそれに応えようとしているのか?
犬のしつけやトレーニングを通して、お互いにとって最善な関係性を探していきましょう。